オールドサウンド仙台

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VARILEA・PLUS-1

モノラルカートリッジ用フォノイコライザー(管球式・MM)

バリレラカートリッジについて

バリレラはVariable Reluctance型ピックアップカートリッジでW.Sバックマンから1945年に特許が出願されています。製造販売は米国GE社です。1948年LPレコードが発売される数年前の事です。

 

その特徴はMM型やMC型とは異なりコイルもマグネットも固定されておりカンチレバーが振動する事でマグネットからの漏洩磁束の変化をコイルで拾って電気信号に変換する方式です。その為当時としては従来カートリッジに比べて10mVと非常に小さくダイレクトにラジオのフォノ端子に接続しても再生は不可能でした。

 

そこでGEではUPX003AのEQアンプを開発し同時に発売を開始しました。RPX型バリレラカートリッジは針圧も6g以上とSP時代の名残りを感じさせます。1958年ステレオLPが発売されるまでのMONO時代まさに大活躍したカートリッジで今でも色褪せる事のない音を楽しませてくれます。

バリレラカートリッジの特性を最大限引き出します

このバリレラ+ワンのEQアンプは1950年代のバリレラカートリッジの特性を最大限引き出す為同時開発されたUPX003Aをベースに作成をいたしました。当時はまだ半導体アンプが開発される前で全て真空管アンプの時代でした。従ってラインアンプは真空管ラインアンプ(プリアンプ)のご使用をお勧めします。


ラインアンプは出来るだけ入力インピーダンスの高いアンプをご使用下さい。(100KΩ以上)EQカーブ切り替えSWでカーブを変更する場合はラインアンプ側の音量VRは必ず絞ってからSWを操作して下さい。切り替えノイズが発生する事が有りスピーカー保護の為です。

 

LOAD(可変負荷抵抗VR)負荷抵抗を変更する事で高域特性を変える事が出来ます。バリレラカートリッジの場合8時半付近(6.8KΩ)が最適負荷となりますが音源の聞き易い所でお楽しみ下さい。バリレラカートリッジ以外にも使用は可能です。通常のMM型カートリッジでは負荷抵抗は47K~50KΩです。 DL102をご使用の場合VRを絞り切った3.6KΩ付近です。

1.LOAD 可変負荷抵抗
カートリッジの負荷抵抗の可変が可能です。反時計回し切りで3.6KΩ、時計方向回し切りで53KΩとなります。使用カートリッジに合わせて選択が任意に可能です。

2.EQカーブ切り替えSW
LP (上側)    RIAAカーブ
SP2(センター)    1KHz以上がフラット、ターンオーバー500HZで米国78SP盤に対応します。
SP1(下側)    10KHz -6dB、ターンオーバー500Hzで戦後のSP盤に対応します。   

3.電源SW
電源のON,OFF SWです。

4.IN   フォノ入力端子
プレーヤからの出力ケーブルを接続して下さい。
2端子は内部配線で並列接続されています。

5.OUT  出力端子
お手持ちのラインアンプ(プリアンプ)のAUX端子に接続して下さい2端子は内部で並列接続されていますからどちらからもMONO信号が出力されています。

6.GND端子
プレーヤーからのグランド線(黒)を必ずこの端子に接続して下さい。    (もしこの線の接続が無いとハム等ノイズの原因となります。)


■使用真空管 12AX7×1
■サイズH110×W120×D160 重量1.0kg


販売価格  ¥49,800(消費税・送料込み)
※沖縄・離島は送料加算・海外発送はいたしません。

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